ダンボールで自分だけの空間作り


社会学博士のお話

 

ダンボール箱を部屋の片隅や入り口に置いてあげ、その中に自由にもぐりこめるよう、遊びの場を作ります。ダンボールの周辺には大きな模造紙や古新聞をカーテン状にして、子供だけの空間であることを意識づけてあげます。『ここは自分だけの空間だ』という意識が、子供が自分のいる場に対する空間認識を作り上げます。

 

鏡は不思議なおもちゃです。もう1人の自分を向こう側に見ることは、自分自身への理解にもつながります。また、鏡に映る仲間の姿を見ることで、他者理解にもつながります。遊びの空間に鏡があることで、子どもは自分以外の人や多様な人の動き方にも関心を示すようになります。

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