年少クラスの子ども達との接し方


I先生(K大学助教授)からのアドバイス
特別な接し方をする必要はないと思います。
ただ、子どもと一言でいってもいろいろなタイプのお子さんがいるのは言うまでもありません。
初めから、何くれとなくお世話をして優しく接してくれる子どももいれば、何かできないことがあった場合、そのできないことを辛らつに指摘する子どももいると思います。
そのような場合、その子ども責めたり(そのようなことはないと思いますが)ただ我慢をするというのだけではなく、「なぜ、その子どもはそういうことを言うのだろう」ということを考えて見られては如何でしょう?
ただ、単に気になったことを言葉にしたのかもしれません。また人にかまってほしくてわざと意地悪なことを言ってみたのかもしれません。
そのようなことを考慮した上で、「私はこのように接してほしいのだけど」ということをお話してみては如何でしょう。ただし、それが一方的な押し付けになってしまっては問題だと思います。(優しく言っていても大人からの言葉は子どもにとって押し付けのように聞こえることがあります)
また、子どもは大人の言動を非常によくみています。ですから、子どもにだけではなくその保護者の方々の理解を得ることも大切なことだと思います。
人と話をすることは苦手と思われる方もいらっしゃるとは思いますが、相手に変わってほしいときには、自分から変わるという姿勢も必要なのかもしれません。