≪2014年6月18日(水)・中学部3年生≫
NHKの制作局のプロデューサーのTさんから、お電話を頂きました。
有香の第19回ハート展の入選作を読み、取材候補の一人にと思われたそうです。
≪6月19日(木)≫
Tさんから有香の通う支援学校に電話があり、有香の担当の先生とTさんでお話をされたそうです。
≪6月22日(日)≫
東京からTさんが取材に来られ、我が家に3時間ほど滞在されました。
有香は人見知りをしないので、Tさんとの会話がはずみ、楽しい時間を過ごしました。
≪6月30日(月)≫
22日から30日までの間に、Tさんと有香の担当の先生は、何度かお話をされたそうです。
学校から撮影の許可がおりました。
≪7月1日(火)≫
Tさんが終日学校の見学をされました。
放課後、有香の担当の先生とお話をされてから、我が家に来られました。
18時半から、有香に同行してピアノ教室の取材に行かれました。
本日はホテル泊だそうです。
≪7月2日(水)≫
Tさんは午前中、学校を見学をされました。
有香の帰宅後、有香に同行して英語教室の取材に行かれました。
有香の担当の先生が、クラスメートの保護者全員にアンケートを配布し、お電話もしてくださいました。
皆さま、「テレビカメラにうつっても良い」とのお返事をくださいました。
≪7月5日(土)・6(日)・7日(月)・8日(火)≫
4日連続で撮影がありました。
取材はプロデューサーのTさんお一人でしたが、撮影はTさんとカメラさんと音声さんの3人でした。
東京から来てくださって、ホテルに三泊。有難いことだな~と思いました。
詩の紹介
有香へのインタビュー
私たち両親へのインタビュー
登校風景
授業風景
英語教室
ピアノ教室
夕食作り&食事
手作りおもちゃ
などなど、29分間の番組なのですが、撮影したテープは数時間分になったと思います。
長時間のテープから必要な場面を選び、写真も織り交ぜながら編集し、ナレーションや音楽を入れていく作業は考えただけでも気が遠くなるような感じがしました。
私にとって、今回の撮影で一番印象に残ったのは、インタビューに対する有香と父親の返答です。
「そんなふうに思っていたのか!」と驚いたり、「へーそうなんだ!」と感心したりしました。
今まで聞いたことがなかった二人の本音が聞けて、とても良い機会になりました。
(おそらく、インタビューの9割以上はカットされていると思います)
4日間に及んだ撮影が終わり、Tさんとカメラさんと音声さんとの別れ際、有香は皆さんとハイタッチをしていました。
本当に人との間に垣根を作らない人だな~と、我が子ながら感心します。
≪7月9日~25日≫
Tさんからお電話やメールを何度も頂きました。
映像や、映像に入るナレーションと、私たちの真意にズレがないように、細心の注意を払ってくださいました。
有香自身が番組を見て傷つかないようにとのご配慮も頂きました。
≪8月8日≫
Tさんからお電話があり、「番組が今日完成しました」と教えて頂きました。
「とても楽しい番組なので、お楽しみに!放送後にお電話します」とのことでした。
私自身は見ていないので、少し恐ろしくもあるのですが、放送日(9月3日)を楽しみに待ちたいと思っています。
今回、29分(スタジオでの収録などがあるので、正味20数分)の番組を制作するために、取材・撮影・編集にこれほどまでの労力を要すると知り、とても驚きました。