怒ること・叱ること

「安藤先生はトイレのいたずらぐらいで怒らないでください」と仰います。怒ることと注意をすることは別と思いますが、どうやって『悪いこと』を認識させればいいのでしょうか?

 

先輩ママのアドバイス
うんうん、トイレのイタズラ 安藤先生と同じ意見だわ。まずトイレが嫌いになっては一大事!!
トイレは一生付き合う、大切な空間ですからね~(爆)。長女(現在21歳)は、忘れもしません。ファーストシューズを終了し、祖父が買ってくれた、ベージュを地に彩色された皮を編みこんだ、とても素敵なお高級な(笑)ストラップシューズで水遊び。トイレの水を靴ですくって、トイレ中にまいてました。
娘はペーパーを全て引き出したり、女の子なのに立ってオシッコしてみたり色々やってくれましたが、それも叱ったりしませんでした。親から見れば困ったイタズラでも、本人からすればやってみたかった大切なことなのかも知れません。イタズラをされる度に、「アララ、すごいね、ママ困るやん」と例えばペーパーを引き出されれば「ママ困ったなー、これなくなったらオシッコふきふきできひん」便器に何でも入れてしまえば「アレー、これ流したら蓋になっちゃうよー(つまると言っても分らないかったので)ウンチ流れないとクチャイ!大変だぁ~」
有香ママの仰る通り、私も怒ることと注意をすることは別だと思います。怒るにしても、何故怒られるのか、それが分らなければ子供を萎縮させるだけです、それは注意にも言えることですが。
怒ること、注意すること、それは今いる現段階の子どもを否定することにも繋がると思うの。今の発達段階での興味や要求を認めた上で(共感した上で)その行いが、何故いけないのかを、充分に知って貰わなければ教育にも躾にもならないのではないでしょうか?頭から否定するのが怒るってことよね?知ってもらうってことが注意ですよね?もともと私は子ども達に教育を施せる程しっかりもしていませんのでいつかは分る、自分に能力がないだけにこの「いつかは分る」を頼りにし、また支えにし、子育てしています。
ただ、娘が世間に出た時に寂しい思いをさせたくない!それは常々頭にあることで、左利きだった娘をお箸と鉛筆は右利きに矯正しました(横並びになった時、ヒジがあたることになるから)。それと、ご挨拶、これにはとても煩く言っています。食事の時も、なるべくお行儀よく食べて欲しいと言いつづけています。だって、食事へ必ずついて歩く「あの子は行儀悪くて汚い食べ方だから一緒に食べたくない」なんて言われたら、私は堪えられないと思うから。
長々とつまらない自論を書き連ねましたが、子育てを楽しめばいい!と思っています。


先輩パパのアドバイス
「怒り」と「叱り」の違いですか・・。
「いかり」は船が停泊するときにおろすもの、「しかり」はシカの下痢のこと…じゃなくって、「怒り」は喜怒哀楽と言うように人間の感情のひとつだと思います。「叱り」は感情的なものではなく教育のひとつの手段として利用されるものじゃないかなぁ~。
子どもを感情的に怒って、体罰を与えたりしたら、その場ではおとなしくしていても、心にしこりが残って逆効果になることが多いように思います。
叱るときは、決して感情的にならず、手を子どもの頭や肩に載せて、こちらの心を注入するように諭すと、効果があるとか・・・。また時によっては激しく怒っているふりをすることも必要で、叱り上手は名役者でなければならないそうです。ともかく、自分の理性は失わないようにすることが大事みたいです。
…なんて、なかなか理想通りにはいかないですねぇ。