言葉を伸ばすテクニック

言語聴覚士の先生のお話

 

①否定しない
日常の些細なやり取りで否定しないことが大切だそうです。
例えば子供が赤い物を「青」と言った場合
【○】「赤」
【×】「青じゃない赤」
「青じゃない」と言う部分が否定になります。「赤」と、正しい答えのみを伝えると良いそうです。

 

②言い方を直さない
単語がひっくり返ることがよくあります。
有香は小さい頃、薬のことを「すくり」、泥棒のことを「どぼろう」と言っていましたが自然に直りました。
単語の間違いは時期が来れば直るので、訂正しなくて良いそうです。

 

③聞き取れないと言わない
人を黙らせる一番簡単な方法はケチをつけることだそうです。
「あなたの発音が悪いから聞き取れない」と言うと話さなくなります。
聞き取れなかった時には「お母さんがボーっとして聞いてなかったから、もう一度言ってくれる?」と、聞き手が悪かった…と伝えて、もう一度言ってもらうのが良いそうです。