繰り上がりの足し算をするための、算盤のようなビーズひもです。
ビーズを一個ずつ数えても良いのですが、赤いビーズを5、10、15…と数えられるようになることが、この教材の目的の一つです。
また、このビーズひもの利点は、式の意味が理解できていなくても答えが出せることです。
式の意味を理解して解くのが一番ですが、理解していなくても、答えが分かる方が良いとき(宿題のプリント)があるように思います。
電卓を使えば答えを出すことは簡単ですが、自力で解くと、できたという喜びが大きいです。
計算前に全てのビーズを蓋側へ移動させます
①一の位の計算をします。
15の一の位を確認し、ビーズを5個右側に移動させます。
②16の一の位を確認し、ビーズを6個右側に移動させます。
③一の位の合計を調べます。
5番目の赤いビーズを5と数えます。
④10番目(2個目の赤)のビーズを10、その次を11と数えます。
⑤ひっ算の十の位の上に1、一の位の下に1と書きます。
⑥一の位の計算が終わったので、ビーズを元の状態に戻します。算盤で言うところのご破算です。
⑦十の位の計算をします。
❺で記入した1(十の位)、15の1(十の位)、16の1(十の1)の合計3個のビーズを右側へ移動させます。
⑧十の位の下に3と書きます。
15+16= の答えがでました。