紙パックを使ったドットのカード作りの一例です。
紙パックを使うと、カードに厚みができるので、指先が少し不器用でもカードの扱いが楽にできます。そして丈夫です。
牛乳などの紙パック
赤いシール(エーワン カラーラベル15MM )
両面テープ 定規 カッター など
①紙パックを開く
②両面テープを貼る
③中表に貼る
④周囲を切り落とす
下が切り落とした状態
【例】8を作る場合
⑤一つ目のシールを貼る
⑥等間隔に5枚のシールを貼る
⑦上下を反対にする
⑧平行と垂直に気をつけて2段目のシールを貼る
⑨綺麗に貼れているか確認する
※斜めにして見ると歪みが分かります
9+1= の場合で検討
①9のカードに1のカードを重ねて置く
②端が隣の●にかぶさる部分を定規できちんと測ってカットする
③すべてのカードを同寸にカットする
④裏側に数字のシールを貼る(書く)
100まで学習できるように10のカードは10枚作りました。
1~9のカードは2枚ずつ作りました。
9+1= の場合
9のカードに1のカードを重ねたら10になることが視覚的に分かります。
6+7= の場合
5と5で10になり、残りの1と2(1+2=3)を足して13となります。
引き算 の場合
元の数字から引く数字を取れば(紙などで隠す)答えが出ます。
ドット 足し算などの言葉で検索すれば、詳しく解説してあるHPが見つかると思います。
有香は二桁の暗算ができるようになった時、「頭の中で赤い玉が動く」と言っていました。
定型発達のお子さんの場合、一度習得したら忘れないと思いますが、ダウン症のある子供の場合、継続しなければ忘れます。