ホーム>読み書き計算の準備教材>指を使う練習と数の学習
「ダウン症のある子どもたちは人差指をあまり使わない」と聞きました。有香が絵を描く様子を注意深く見ると、確かに人差指が不安定でした。このおもちゃの目的は、人差指をはじめとして、指を使って遊ぶことです。数や色の学習もできます。
※幼児期にはさほど気になりませんでしたが、成長するにつれて人差し指を使わなくなってきました。幼児期より、人差し指の使い方に注意を払う必要があるようです(2020年 追記)
口の広いペットボトル
ネット など
①くるくる巻いてりんごを作る
親指と他の四本の指は違う動き方をします。
②りんごから元の状態に戻す
この作業は難しいようです。はじめは指で巻き戻さずに、力で伸ばそうとしました。
口径より大きなりんごを中に入れる方法は二つです。
①押し込む
②手で握って小さくして入れる
子ども自身に工夫をしてもらうと良いでしょう。
ペットボトルを逆さまにしてもりんごは出てきません。指を使う練習ができます。
カードと同じように入れてもらえば色の学習ができます。
このカードは牛乳パックを利用して作りました。
「1個ずつ入れてね」
「2個ずつ入れてね」
「左に黄色と赤、右に赤と緑を入れてね」
などとやりとりをしながら数の学習ができます。
「数が多いのはどっちかな?」
「色の数が多いのはどっちかな?」
などとやりとりをしながら遊ぶと良いでしょう。