子どもの育ちと親の役割

子育てのひとつのゴール


みんなが仲良く暮らすこと

育児の方法


①考え抜かれたていねいな子育て
②頑張り過ぎないほどよしの子育て
③熱心だけれど追いつめてしまう子育て

①が理想ですが無理なので②でいきましょう!

発達障碍を診断する目的


【✖】不適応行動の原因を知り、大人側が安心を得るため。
【✖】不適応行動への対応を、医療に丸投げするため。
【✖】子どもをラベリングし、社会から排除するため。
【◯】子どもの発達的な特性を知り、子どものつらさや、生きにくさを理解するヒントを得るため。

【○】どのような援助が必要か、また効果的かを見つける手助けにするため。

自分の子どもが好きになれないでいる私


好きになれないのは、ごく自然なこと → この感情を受け入れることが大切です

対人性の障碍


思春期 
プライバシーの障碍(言ってはならないことを暴露する)
羞恥心が無い(羞恥心を理解させるのは難しい)

あいまいなコミュニケーションが難しい


Aさん「今度はあれにしようか。」
Bさん「分かった、じゃあ、あの子も呼んでくるね。」
Aさん「いつもの所で待ってるよ。」

フライパンに玉ねぎとキャベツを入れて、数分間炒めます。適当に柔らかくなったら、お塩とコショウを少量入れます。頃合いを見て火を止めて、手頃なお皿に盛り付けます。

一般的にはこれで通じますが、通じることが奇跡と受け止める。

………

先生「分かった人は立って言ってくださいね。」
子ども「たっ」

………

甘いお菓子
甘い顔をする
甘いマスク
考えが甘い人
子どもに甘い親
甘いメロディー

どの“甘い”が肯定で、どの“甘い”が否定かの理解が難しい。経験で覚えるしかない。

慣用句の意味が理解できない


頭でっかちだなぁ
耳が痛い話だなぁ
鼻が高いよ
口が減らない子だなぁ
首を長くして待っていました
手を貸してもらえませんか
君は、頭がかたいよ
目が点になってしまった
目から火がでるくらいに恥ずかしかったわ
人のことに口を挟まないで
そんなことで、肩をおとさないでね
胸をお借りしますね
後ろ指をさされるようなことは、しないでね

いろいろな多動


その子なりの落ち着くための工夫です
体の多動 走り回る。座ってられない。
手の多動 シャーペンをさわる、回す、分解する。消しゴムをいじる
口の多動 おしゃべりが止まらない。誰かれなしに話しかける
気持ちの多動 相手の話を最後まで聞けない。お休みの日も、のんびり過ごさない。