障がい児を育てるために必要なこと

先輩パパのお話


1 一生の師
2 一生の先輩 (5年くらい先輩がいい。我が子の先の見通しがつく。)
3 一生の仲間 (同年輩の仲間)

国立特別支援教育総合研究所の研究員のお話


・子どもは小さい時から認められることが大切。認められてきた生育歴が、大人になってからの自立した生活に影響する。
・子どもは褒めることが大切。他人の子どもも褒めることが大切。こちらが褒めたつもりでも、相手に伝わらなければ褒めたことにならない。大げさに褒めることが必要。
・学校で先生から子どもを褒めてもらうには、学校の先生を保護者が褒めることが大切。特に、経験不足の新人の教師を褒めることが大切。支える親になりましょう。
・「お風呂を見てきて」と言えば、お風呂を見て戻って来るタイプのお子さんには、その特性を知っているならば「お風呂の水を止めてきて」というように、相手に伝わるように話しかけることが大切。失敗経験をさせない環境作りが大切。
・親が隠れたくなるような子どもの恥ずかしい行動も、極めれば特技になる。中途半端がいけない。
・こだわりがあるお子さんには、そのこだわりに付き合ってくれる人が必要。徹底的に付き合えば、3ヶ月ぐらいでやめる場合がある。
・学校に送り出す時には『あなたはうまくいかないことがあっても、お母ちゃんがいるから大丈夫!!』という雰囲気をかもしだすことが大切。
・子どもがパニックになった時、それを見た先生がパニックになるから、子どもが悪者扱いされる。子どもの前後の状況を把握すれば、パニックになった理由が分る。パニックに陥らない環境を作ることが大切。
・人との比較ではなく、その子どもの得意なものを伸ばしてあげるといい。得意なことがあると、弱い面を人に伝えやすい。