絵カード


絵を見るだけなら1才頃から遊べます。

注意深くカードを見るようになれば、カードの言葉だけでなく、関連する話を交えて遊ぶと良いでしょう。発音が悪い場合は2~3回正しい発音を聴かせてあげましょう。あまりくどく訂正すると発語しなくなるので注意が必要です。

用意するもの


絵がリアルなカードが良いそうです。

遊び方 子どもに興味を持たせる工夫

【例1 うどん】
「あちちっ」と言ってうどんの絵を「ふーっ」と吹く。
「つるつる」と言いながら指2本をお箸に見立てて食べる真似をする。

 

【例2 おにぎり】
絵のおにぎりをつまんで「ぱくっ」とか「もぐもぐ」と言いながら食べる真似をする。

【例3 動物】
犬なら「ワンワン」、ライオンなら「ガォ~」と言いながら絵を見せる。
鳴き声だけでなく「かわいいね」と言って絵の動物を撫ぜて見せる。
例えばゾウなら「ドスン、ドスン」と言いながら、絵カードのゾウを歩かせる。

遊び方 カテゴリーに分ける

① たべものカード5枚と動物カード5枚を混ぜます。
② カードが入る大きさの容器を2個用意し、子供の前に並べて置きます。
③ ②に動物カードとたべものカードを1枚ずつ入れます。
④ 子供に残りのカードを1枚ずつ渡して、カテゴリー(食べ物・動物)に分けながら、②に入れてもらいます。
⑥ 合っていたら「ピンポーン」とか「賢いね~」と言いながら拍手。間違えていたら「ブー」とか「あれ~」と言って間違いに気付かせてあげましょう。

下位概念・上位概念

言葉にはカテゴリーがあります。
【果物】の場合
上位概念 → 果物
下位概念 → りんご・いちご・バナナ・みかん・パイナップル・柿 など
【野菜】の場合
上位概念 → 野菜
下位概念 → きゅうり・大根・にんじん・レタス・トマト・白菜 など
【動物】の場合
上位概念 → 動物
下位概念 → 犬・猫・猿・像・ライオン・ハムスター・牛・馬・きつね など

下位概念に属する言葉を複数覚えてから、上位概念を理解します。
りんごも果物、いちごも果物、バナナも果物 →→→ 『果物』というカテゴリーを理解する。
きゅうりも野菜、大根も野菜、人参も野菜 →→→ 『野菜』というカテゴリーを理解する。
犬も動物、猫も動物、猿も動物 →→→ 『動物』というカテゴリーを理解する

と言うわけで、下位概念の言葉を複数覚えなければ、カテゴリー分けはできません。

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