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『言葉の意味』を経験させて抽象的な言葉の理解を促す


話しかけても反応が無い時は意味がわからないのだと思います。安藤忠先生のお話によると、私たちが外国へ行き、その国の言葉がまったく分からず、聞く気さえなくなるような状態なのだそうです。


…有香に、赤と緑のクレパスを見せながら
母親 「赤と緑、どっちが好き?」
…有香が選ばずに、きょとんとしている
こんな場合は、質問の意味(言葉)が理解できていないので、アプローチの仕方を変えると良いそうです。

 

…赤と緑のクレパスを見せながら
母親「どっち?」
…有香が緑のクレパスを手に取る
母親「あ~緑が好きなのね」

 

このように、一つ一つの『言葉の意味』を経験させて、抽象的な言葉の理解を促すと良いそうです。

この方法は、大学の先生から教えていただきました。
先生は「子供が理解できない時は、理解できる様に示し方を変えていく必要があります」と仰います。
これで分らなければ、こう。それでも分らなければ、こう…という具合です。
『どうせ分らない』と決め付けるのではなく、どこまでも相手を尊び、『もっと分りやすい説明の方法がないかしら?』と模索していくことが大切だそうです。

 

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