教科書のページが開けない

≪2009年5月8日・小学校4年生≫

 

2年生のある日の参観日で、音楽の授業を見学しました。

授業では教科書と、配布されたプリントを綴じてある音楽ファイルを使っていました。

「○ページを開いてください」

「○○の曲(音楽ファイル)を開いてください」

という指示に従い、子供たちは本や音楽ファイルを開きます。

 

有香は○ページが本の何処にあるのかがまったく分からず、お友達の教科書を覗いて、同じページを見つけようと、前を開いたり後ろを開いたりしていました。


例えば私たちは、23ページを開こうと思えば、意識するまでもなく見当をつけて本を開きます。そして開いたページが30ページなら、『少し前を開けば良い』などとは考えずに、ページを前にめくっていくと思います。60ページを開こうと思って開いたページが50ページなら、瞬時に後ろへパラパラっとめくります。

 

しかし、数列が分からないと、
 60ページが50ページより前なのか後ろなのか?
 59ページの次は60ページだ!
と分かりません。

 

難しい数学は分からなくても構いません。
しかし、教科書のページを必死に探す有香の姿を見て、ある程度の数字は分かるようにしてあげたいと思いました。


数列の理解 (内部リンク)

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