『見通し』とは?

≪2014年2月18日・中学部2年生≫

 

先日出席した講演会『自己コントロール力を高めるための動作法』(←内部リンク)で、大きな気づきを頂きました。それは『見通し』についてです。
今までの私は、『見通し』とは、予め今日の予定を伝えるなどの、大きなことだと思っていました。しかし、繊細な子ども達には、とても小さな『見通し』が必要と知りました。

 

子どもの身体に触れる前に「触るよ」と声をかける。
子どもの身体から手を離す前に「離すよ」と声をかける。


これらがとても重要みたいです。
有香に試してみましたが、いきなり手を掴んだり離したりされるより、声をかけられてからの方が良いと言いました。

朝の目覚めが悪い有香でしたが、「触っても良い?」「(身体を)起こしても良い?」と聞き、有香の返事に添うようにしたら、さっと起きるようになりました。
「起きなさい!」で、起きなければ布団をバサーとめくる(不意打ち)のは逆効果だったようです。

 

以前、『否定しない』(←内部リンク:言葉を伸ばすテクニック)ということについて、こんなに小さなことが否定になるんだと驚いたことがあります。
今回『見通し』について、こんなに小さな見通しが重要なんだと、驚きました。